一般社団法人
協創リハビリテーションを考える会
Member
■患者・家族等
氏名
所属等
July 09, 2020
アンケート調査報告書「脳卒中を経験した当事者(患者・家族)の声」を公表 (日本脳卒中協会 患者・家族委員会)
公益社団法人日本脳卒中協会の患者・家族委員会は、脳卒中発症後、急性期から回復期、生活期に至るまでの間に脳卒中患者・家族が経験する困難と求めている支援を明らかにするために、全国の脳卒中関連の患者会に協力を呼びかけて調査を実施し、その結果を患者・家族委員会アンケート調査報告書「脳卒中を経験した当事者(患者・家族)の声」としてまとめ、9日に公表しました。
脳卒中・循環器病対策基本法による「循環器病対策推進基本計画」や、それに基づいて立案される「都道府県循環器病対策推進計画」に、「患者・家族の声」が反映されることを切に願います。
ww.jsa-web.org/wp-content/uploads/2020/07/kanja_report2020_press.pdf
January 11, 2020
NEC、北原病院グループとともに、AI技術を活用したリハビリ計画作成に関する技術実証を実施
日本電気株式会社( NEC) は、北原病院グループ(医療法人社団KNI)協力のもと、患者の入院長期化の回避による早期の社会復帰と、リハビリテーションスタッフの業務負荷軽減・医療サービスの質向上に向け、AI技術を活用したリハビリ計画作成の技術実証を北原リハビリテーション病院において行いました。これにより、経験の浅いリハビリスタッフによるリハビリ計画作成業務の質を、経験年数5年以上でスキルの高いスタッフと同程度まで向上すると共に、リハビリ計画作成に要していた業務時間を全体で約60%短縮することに成功しました。
December 10, 2019
令和2年度診療報酬改定の基本方針が決定
12月10日、社会保障審議会医療部会及び医療保険部会において「令和2年度診療報酬改定の基本方針」が決定されました。
同改定の基本認識として、
①健康寿命の延伸、人生100年時代に向けた「全世代型社会保障」の実現
②患者・国民に身近な医療の実現
③どこに住んでいても適切な医療を安心して受けられる社会の実現、医師等の働き方改革の推進
④社会保障制度の安定性・持続可能性の確保、経済・財政との調和
以上の4点が挙げられており、それぞれに対する具体的方向性が提示されています。
リハビリテーションに関しては、「質の高いリハビリテーションの評価など、アウトカムにも着目した評価を推進すること」が明記されています。
July 08, 2019
生命科学インスティテュート Muse細胞を用いた再生医療で脊髄損傷に対する国内臨床試験開始
生命科学インスティテュートはMuse細胞を用いた再生医療で、脊髄損傷を対象に国内で臨床試験を行うと発表しました。Muse細胞とは”Multilineage-differentiating Stress Enduring cells”の略で、体内で様々な種類の細胞に分化することができ、腫瘍化のリスクが⾮常に低い新しいタイプ の多能性幹細胞です。
この細胞の特徴として、静脈内に投与するだけで損 傷部位に細胞が集積し、そこに⽣着して組織を修復するという特徴を有しています。対象は脊髄損傷の亜急性期お対象に行われるようです。
May 21, 2019
「脳卒中・循環器病対策基本法推進のための超党派議員連絡協議会」が開催
2019年5月22日、参議院会館にて「脳卒中・循環器病対策基本法推進のための超党派議員連絡協議会(呼びかけ人 尾辻参議院議員)」が開催されました。今後の議員連盟化も含めて、本法に基づく施策等の実施をフォローしていくことが確認されました。
当会からは共同代表が出席し、昨年の国会集会に参加された患者団体等からの意見をまとめたうえで脳卒中・循環器病対策基本法の施行に向けての要望書を提出しました。その概要は「脳卒中にならない社会、なっても頑張れる社会」の実現に向けて、4つの柱を要望として提示しました。
1.健康寿命の延伸のため「予防・啓発」に更なる注力
2.社会参加(就労を含む)支援への更なる注力
3.患者・家族の権利と尊厳を守るための、相談・意思決定体制の整備
4.医学介入で救われる人に適切な診療機会の確保
November 20, 2018
「『脳卒中・循環器病対策基本法』の今国会での成立を求める患者・家族・医療関係者の会」が開催
2018年11月21日、参議院議員会館にて「『脳卒中・循環器病対策基本法』の今国会での成立を求める患者・家族・医療関係者の会」が開催されました。当会からは共同代表が出席しました。
http://www.japanpt.or.jp/about/enterprise/news/2018/20181122.html
November 12, 2018
iPS脊髄治療、慶応大が申請へ 世界初、来年実施目指す
iPS細胞から作製した神経幹細胞を移植して脊髄損傷患者の治療を目指す慶応大の臨床研究計画が、大学の審査委員会で13日、大筋で了承されたそうです。これを受けて、研究チームは近く国に申請し、認められれば来年にも移植を開始する運びのようです。iPS細胞を使った脊髄損傷治療は世界初だそうで、早期の治療確立が期待が寄せられます。(共同通信)
※iPS細胞による脊髄損傷治療
脊髄は、脳と体の各部の間の情報伝達を仲介する神経である。損傷すると、運動機能や感覚が損なわれる。自然再生しない組織のため、失われた機能を取り戻すことは困難とされてきた。iPS細胞を移植することによってそれを神経細胞や、神経の働きを補助する細胞へと成熟させ、情報伝達の経路を再建させることを狙うという。