
一般社団法人
協創リハビリテーションを考える会
トピックス
April 24.2022
参議院本会議にて小川かつみ議員が理学療法士等の専門職の役割について質疑
小川かつみ議員(理学療法士)が参議院本会議代表質疑に登壇。理学療法士等のリハビリテーション専門職が果たしてきた役割をどのように認識しているか等について、岸田文雄総理に質疑をしました。総理より、医療と介護の連携強化、デジタル化の推進などに向けて必要な取り組みを推進するという答弁がありました。
March 7.2022
サンバイオ株式会社、慢性期外傷性脳損傷を対象としたヒト(同種)骨髄由来加工間葉系幹細胞製剤(SB623)について、厚生労働省に対する製品製造販売承認申請を完了
SB623を脳内の損傷した神経組織に移植すると、損傷し た神経細胞が本来持つ再生能力を促し失われた機能を回復させる効果が期待されています。主に慢性期の外傷性脳損傷者に対する運動障害を対象としているようです。
December 16.2021
当会事務局の福田のインタビュー動画が掲載されました
日本脳卒中協会とバイエル薬品株式会社は脳卒中当事者と医療従事者のコミュニケーション促進を目的に,当事者・家族・医師それぞれの立場で体験したコミュニケーションの難しさと大切さに関するエピソードや思いをインタビューする動画を制作しました.当会事務局の福田は脳卒中当事者としてインタビューに参加しており,発症した時の気持ちや前向きになれたきっかけ、医師に伝えたいメッセージなどを動画内で語っています.ぜひご覧ください
November 25.2021
厚生労働省「第6回循環器病対策推進協議会」が開催されました
11月19日(金)「第6回 循環器病対策推進協議会」が開催されました。引き続き協議・検討の状況を注視していきたいと思います。
October 29.2021
「脳卒中当事者と家族のためのお役立ちガイド」が発刊されました
協創リハビリテーションを考える会が編著の「脳卒中当事者と家族のためのお役立ちガイド」が発刊されました。この本では、脳卒中に関する基礎情報や公的制度について、また脳卒中を発症後に活用できる相談窓口について紹介しています。患者・家族と療法士が共同して作ったものです。ぜひ、多くの人に届いてほしいと思っています
September 24.2021
2021年から毎年10 月の一ヵ月間は「脳卒中月間」 と定められました。
日本脳卒中協会は、毎年 10 月の一ヵ月間を「脳卒中月間」と し、活動をより活発に行なっていくことを発表しました。これは、世界脳卒中機構 (World Stroke Organization:WSO) が定めた世界脳卒中デー( 10 月 29 日)と歩調を合わせた形になります。
今年の WSD のテーマは「Minutes can save lives:迅速な受診が人生救う!」です。そして「脳卒中月間」初年度の標語は「『大丈夫 ほっときゃ治る』が命取り」です。 日本脳卒中協会では Minutes can save lives:迅速な受診が人生救う!『大丈夫 ほっときゃ治る』が命取り を合言葉に啓発活動を行います
August 22.2021
Monthly Book Medical Rehabilitation 2021年8月号が発刊されました。特集内容は「脳血管障害の診断・治療の進歩とリハビリテーション診療」です。
当会顧問の藤原俊之先生が企画編集を担当され、同じく顧問の川上途行先生が「上肢機能障害に対するリハビリテーション治療」について、同顧問の松田雅弘先生が「非侵襲的脳刺激・脊髄刺激」について執筆されています。脳血管障害のリハビリテーションに関わる方にとっては必見です
July 5.2021
当会代表のインタビュー動画がPT-OT-ST.NET様に掲載されました
株式会社PT-OT-ST.NETを運営する友清直樹様と当会代表の対談動画がPT-OT-ST.NETのホームページに掲載されました。PT-OT-ST.NETは
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士のためのポータルサイトで、研修会情報、求人情報、診療報酬の情報など幅広い情報が掲載されています。いまや療法士にとって不可欠な情報サイトとなっています。
June 15.2021
日本作業療法士協会は、作業療法を紹介するパンフレットを改訂し『作業療法ってなんですか?』を発行しました
一般社団法人日本作業療法士協会は、作業療法を紹介するパンフレットを新たに発行しました。一般の方にも分かりやすい内容になっており、PDFで閲覧可能となっています。
June 7.2021
日本理学療法士協会に新会長が就任しました
公益社団法人日本理学療法士協会は、2021 年 6 月 5 日(土) に開催された第 50 回定時総会において、2021 年・2022 年度の新役員を選任しました。 2007 年より 7 期 14 年にわたり会長を務めた半田一登氏が退任となり、 新会長に斉藤秀之氏が就任しました
May 25.2021
5月25日のNHK「クローズアップ現代」にて”麻痺(まひ)した手が動いたリハビリと脳科学 最前線”が放送されました。
最先端脳科学の一つとして「ブレイン・マシン・インターフェイス(BMI)」が治療に応用されていて、その研究が進んでいます。当会代表は臨床研究の参加者の一人として紹介されています。
April 23.2021
当会代表の寄稿が掲載されたMonthly Book Medical Rehabilitation 2021年4月号が発刊されました。特集内容は「脳卒中患者の社会復帰を支える」です。
当会が「脳卒中患者が期待する共生社会」というテーマで寄稿し、掲載されたMonthly Book Medical Rehabilitation 2021年4月号が発刊 されました。
March 31.2021
当会顧問である川平先生の論文がThe Japanese Journal of Rehabilitation Medicineの3月号 vol.58に掲載されています。
当会顧問である促通反復療法研究所所長 川平和美先生の論文がThe Japanese Journal of Rehabilitation Medicineの3月号 vol.58に掲載されています。
川平和美: 教育講座; 促通反復療法がめざす「患者に優しい」治療への展開 :より効果的 (効果/治療時間)な基盤的治療へ. Jpn J Rehabil Med 58 (3): 289-296, 2021.
March 11.2021
3/11~3/13 第46回日本脳卒中学会学術集会が開催されました
コロナ禍のため、今年はハイブリッド開催となり、WEB開催は4/12(月)までとなっています。今回のテーマは「脳卒中制覇〜さらなる頂へ〜」です、新たなリハビリ医療として、再生医療、工学との融合に関する発表も増えたと思われました。
March 9.2021
3/9~3/15は心房細動週間です
日本脳卒中協会と日本不整脈心電学会は、心房細動から生じる脳梗塞を予防するため に、2014 年、「脈の日(3月9日)」から 1 週間を「心房細動週間」とすることを提唱し、啓発活動を行っています。
2021 年心房細動週間のテーマは、「あなたの脈、大丈夫ですか? もし不規則だったら、お 医者さんに相談しましょう!」です
March 2.2021
日本脳卒中学会と日本循環器学会は「脳卒中と循環器病克服第二次5カ年計画」を公表しました
2016年に設定された最初の5カ年計画を見直し、循環器病対策推進基本計画と連動した「脳卒中と循環器病克服第二次5ヵ年計画」が公表されました。
Februaly 28.2021
当会顧問の川上先生が執筆・編集された「脳卒中・神経難病・がん患者の”言葉をつくる・声を出す”を助ける!コミュニケーションサポートブック(医歯薬出版株式会社)」が発売されました。
当会顧問である慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室の川上先生が執筆・編集された本が発売されました。
”脳卒中・神経難病・がん患者の「言葉をつくる・声を出す」を助ける!コミュニケーションサポートブック(医歯薬出版株式会社)”
”
January 12.2021
PT-OT-ST.NETは令和3年度介護報酬改定特設サイト公開しました
株式会社 PT-OT-ST.NETはホームページ内に令和3年度の介護報酬改定の特設サイトを公開しました。サービスごとに内容が掲載され、見やすくなっており、今後随時内容が公開され次第更新されていくようです。
July 09, 2020
アンケート調査報告書「脳卒中を経験した当事者(患者・家族)の声」を公表 (日本脳卒中協会 患者・家族委員会)
公益社団法人日本脳卒中協会の患者・家族委員会は、脳卒中発症後、急性期から回復期、生活期に至るまでの間に脳卒中患者・家族が経験する困難と求めている支援を明らかにするために、全国の脳卒中関連の患者会に協力を呼びかけて調査を実施し、その結果を患者・家族委員会アンケート調査報告書「脳卒中を経験した当事者(患者・家族)の声」としてまとめ、9日に公表しました。
脳卒中・循環器病対策基本法による「循環器病対策推進基本計画」や、それに基づいて立案される「都道府県循環器病対策推進計画」に、「患者・家族の声」が反映されることを切に願います。
ww.jsa-web.org/wp-content/uploads/2020/07/kanja_report2020_press.pdf
January 11, 2020
NEC、北原病院グループとともに、AI技術を活用したリハビリ計画作成に関する技術実証を実施
日本電気株式会社( NEC) は、北原病院グループ(医療法人社団KNI)協力のもと、患者の入院長期化の回避による早期の社会復帰と、リハビリテーションスタッフの業務負荷軽減・医療サービスの質向上に向け、AI技術を活用したリハビリ計画作成の技術実証を北原リハビリテーション病院において行いました。これにより、経験の浅いリハビリスタッフによるリハビリ計画作成業務の質を、経験年数5年以上でスキルの高いスタッフと同程度まで向上すると共に、リハビリ計画作成に要していた業務時間を全体で約60%短縮することに成功しました。
December 10, 2019
令和2年度診療報酬改定の基本方針が決定
12月10日、社会保障審議会医療部会及び医療保険部会において「令和2年度診療報酬改定の基本方針」が決定されました。
同改定の基本認識として、
①健康寿命の延伸、人生100年時代に向けた「全世代型社会保障」の実現
②患者・国民に身近な医療の実現
③どこに住んでいても適切な医療を安心して受けられる社会の実現、医師等の働き方改革の推進
④社会保障制度の安定性・持続可能性の確保、経済・財政との調和
以上の4点が挙げられており、それぞれに対する具体的方向性が提示されています。
リハビリテーションに関しては、「質の高いリハビリテーションの評価など、アウトカムにも着目した評価を推進すること」が明記されています。
July 08, 2019
生命科学インスティテュート Muse細胞を用いた再生医療で脊髄損傷に対する国内臨床試験開始
生命科学インスティテュートはMuse細胞を用いた再生医療で、脊髄損傷を対象に国内で臨床試験を行うと発表しました。Muse細胞とは”Multilineage-differentiating Stress Enduring cells”の略で、体内で様々な種類の細胞に分化することができ、腫瘍化のリスクが⾮常に低い新しいタイプ の多能性幹細胞です。
この細胞の特徴として、静脈内に投与するだけで損 傷部位に細胞が集積し、そこに⽣着して組織を修復するという特徴を有しています。対象は脊髄損傷の亜急性期お対象に行われるようです。
May 21, 2019
「脳卒中・循環器病対策基本法推進のための超党派議員連絡協議会」が開催
2019年5月22日、参議院会館にて「脳卒中・循環器病対策基本法推進のための超党派議員連絡協議会(呼びかけ人 尾辻参議院議員)」が開催されました。今後の議員連盟化も含めて、本法に基づく施策等の実施をフォローしていくことが確認されました。
当会からは共同代表が出席し、昨年の国会集会に参加された患者団体等からの意見をまとめたうえで脳卒中・循環器病対策基本法の施行に向けての要望書を提出しました。その概要は「脳卒中にならない社会、なっても頑張れる社会」の実現に向けて、4つの柱を要望として提示しました。
1.健康寿命の延伸のため「予防・啓発」に更なる注力
2.社会参加(就労を含む)支援への更なる注力
3.患者・家族の権利と尊厳を守るための、相談・意思決定体制の整備
4.医学介入で救われる人に適切な診療機会の確保
November 20, 2018
「『脳卒中・循環器病対策基本法』の今国会での成立を求める患者・家族・医療関係者の会」が開催
2018年11月21日、参議院議員会館にて「『脳卒中・循環器病対策基本法』の今国会での成立を求める患者・家族・医療関係者の会」が開催されました。当会からは共同代表が出席しました。
http://www.japanpt.or.jp/about/enterprise/news/2018/20181122.html
November 12, 2018
iPS脊髄治療、慶応大が申請へ 世界初、来年実施目指す
iPS細胞から作製した神経幹細胞を移植して脊髄損傷患者の治療を目指す慶応大の臨床研究計画が、大学の審査委員会で13日、大筋で了承されたそうです。これを受けて、研究チームは近く国に申請し、認められれば来年にも移植を開始する運びのようです。iPS細胞を使った脊髄損傷治療は世界初だそうで、早期の治療確立が期待が寄せられます。(共同通信)
※iPS細胞による脊髄損傷治療
脊髄は、脳と体の各部の間の情報伝達を仲介する神経である。損傷すると、運動機能や感覚が損なわれる。自然再生しない組織のため、失われた機能を取り戻すことは困難とされてきた。iPS細胞を移植することによってそれを神経細胞や、神経の働きを補助する細胞へと成熟させ、情報伝達の経路を再建させることを狙うという。