top of page
一般社団法人
協創リハビリテーションを考える会
前頭葉
【一次運動野】
・運動の中枢であり、ここから手足・体幹・顔面の筋肉を
動かす指令が出される。
・一次運動野から出された指令は皮質脊髄路(錐体路)を
通り手足に伝わる。
・一次運動野もしくは皮質脊髄路に何かしらの障害が
生じた時に運動麻痺が生じる。
・一次運動野領域における身体機能分布というものがあり、
手や口腔に占める割合が多い。つまり、手や口腔は脳の中で広い
割合を占めており、人が生きていく上で重要性が高いと言える。
【運動前野】
・一次運動野の前方、前頭前野の後方に位置する。
・運動の準備、企画、実行に関与していると言われている
・運動前野が障害されることで、運動が拙劣になって
しまったり、熟練した運動が困難になるという
症状が生じることがある
【ブローカ野】
・多くで左脳に位置する(左脳は言語を司る為)
・言語中枢の一つであり、運動性の言語を司る
・運動性言語とは、つまり発語のことであり、相手の
話を聞く能力は比較的保持されているが、発語が
困難になるブローカ失語(運動性失語)症を生じる
原因となる部位である。
【前頭前野】
・思考、創造、判断、注意、物事の実行処理など人間
らしさを形成する最高中枢である
・性格や情動にも関与すると言われている
・この部分が損傷を受けると、判断能力低下、遂行機能の
低下、記憶力低下など、社会で生活していく為に必要な
能力の障害が生じる。
bottom of page