先日、京都大学は世界初のiPS細胞を使ったパーキンソン病の臨床試験(治験)を開始するというニュースがありました。
京都大学の会見では、『治験の実施人数は7名で 2022年には治験を実施した7名の患者の観察2年間を終えて、国に承認申請するのが最速のシナリオ 』とありました。
iPS細胞から分化誘導したパーキンソン病で減少していると言われているドーパミン神経の前駆物質(ドーパミンになる前の物質)を脳内に移植することで、ドーパミン神経量を増やし症状の改善が期待できます。
しかし、脳内で減ったドーパミン神経は増えても、そもそもなぜそのような病態が生じたのかという原因がパーキンソン病の場合、まだ不明確でもある為、この治療により100%根治すると言えるわけではないと会見でも話がありました。
ですが、この治験が始まることによって、原因自体を突き止め、改善に繋がる可能性もあるので、やはり期待してしまいますね
医療は日々進歩しています!
医療の進歩にリハビリも適応しながら、相互効果を生み出せるようにしていきたいですね!
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3357475030072018000000/
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