7/24(日)に東京都作業療法士協会区中央部ブロック研修「当事者とその家族の語りから学ぶ社会復帰までの道のり」がオンラインで開催され、参加致しました。
この研修では、実際の当事者とそのご家族が、発症してから急性期・回復期病院に入院している中で、感じていたこと、そして現在生活期での様子や今後についてなどをお話しいただきました。
それぞれの病期における心情の変化や、リハビリに対する想い、担当療法士とのリアルなやり取りの様子などをお聞きすることができ、非常に勉強になりました。
療法士側の立場で考えてみると、急性期で働いている場合、担当した対象者の方が、退院後どのように生活されているのかを知らない。
逆に生活期で働いている場合、どのような経緯や治療経過を経て今に至ったのかを知らない。
このような現状が少なからずあるかと思います。
当事者の方やそのご家族からお話を聞くことで、
「自分の実施してきた介入は対象者の方のためになっていたのだろうか」
「今関わっている対象者には適切な介入が出来ているのだろうか」
このようなことを振り返る機会となります。
研修会の中では、地域によって家族会や当事者団体が充実していないという話も挙がっていました。
私としても協創リハの役割を改めて考える機会にもなりました。
我々も出来る事から、歩んでいきたいとおもいます。
事務局 中嶋
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